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ヨナス・カウフマンいかがでしたか? ファンが増えたかしら...... [オペラ歌手]

 ここ数日のことですが、ウチのブログ、本館と別館の両方に検索ワード『ヨナス・カウフマン』でおいでになる方が妙に増えてます。今まで、『ヨナス』とか『カウフマン』で検索して来られる方は、皆無だったんですけど.....これは、もう、Bshiで放送した「世界が注目する男性歌手」の一人にヨナス・カウフマンが取り上げられたからというのは明らかですね。

↑クリック:ビデオクリップ

 NHKも先見の明がないというか、同じチューリヒなら「中央駅の椿姫」を取り上げてほしかったですね。40才で若手ですか......若手だったら、32才のヴィットリオ・グリゴーロでしょう......
 私も、忘れずにちゃんと録画しましたが、まだ、食指が動かないというか見てません。今日たまたま、スイスのTV局のサイトで、番組紹介のビデオクリップ(上の写真をクリック)を見つけましたが、もしかしてドキュメンタリーってこれだったのかしら......やっぱりこの声は好きになれない.....私のテノールの範疇から完璧にはずれてます。でも、嫌いってわけでもないです。ライモンディと共演した歌手は、皆好き!
 この番組の説明は『Spätestens seit seinem aufsehenerregenden Debüt an der Metropolitan Opera New York nennt man den Münchner Jonas Kaufmann in einem Atemzug mit Corelli, Domingo und Villazon. Der bedeutendste deutsche Tenor seit 40 Jahren sieht blendend aus, ist jung, intelligent, sprachbegabt und ein exzellenter Schauspieler.』だそうです。ドイツ語なので分かりませんが、ここにコレッリ、ドミンゴ、それにビリャソンの名前があるのが謎です。カウフマンもビリャソンと並べられるのは嬉しくないと思いますけど。

 それから、皆様のNHKの「〜 世界が注目する男性歌手特集 〜」のカフマンの紹介文にはどんなことが書いてあるかと言いますと、たいしたこと書いてないのに「許可なく転載を禁じます NHK」とわざわざ書いてありますので、転載はしませんが、添削したくなりますね、この文章。

1.日本での知名度は今ひとつながら、ヨーロッパではビッグ・スターのひとり。
 まだビッグではないし、ヨーロッパでも知名度は今ひとつって書いてあった...ぞ....
2.端整かつワイルドな容姿に加え
 こういうのをワイルドっていうのかな....
3.圧倒的なレパートリーの広さと
 オペラ以外も歌うってことがいいたいんでしょうから、圧倒的はいらないでしょう。
それにしても全部大袈裟すぎで、なんかしらじらしい.....

★ブログで過去にヨナス・カウフマンを取り上げた記事
ルッジェーロ・ライモンディ関係のブログ:
2009年5月22日: ヨナス・カウフマンの" Vittoria! Vittoria!"★☆これで、あなたもカウフマン通
2007年8月7日:誰でしょうね、この二人は?(オペラ雑誌から) ヨナス・カウフマンのアルフレード
2006年9月21日:《ファルスタッフ》のフェントンのその後 カウフマン37才でフェントン....

別館 ヴィットリオ・グリゴーロ関係のブログ:
2009年5月16日:今後の有力テノール(ビリャソン、フローレス、カウフマン、リチートラ、グリゴーロ)
2009年4月23日:ヨナス・カウフマンとヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ
2008年7月13日:チューリヒの三大若手テノール*ビデオクリップで見ましたが、この記事に使った写真をカウフマンもファンにあげるサイン用に使ってるんですね。カウフマンって意外にまともな写真がなくて、私もこれが一番いかな.....と思って選んだんですよ。

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ペーターのファンです。

”ライモンディと共演した歌手はみんな好き”の気持ち、わかります、わかります。
私もヴァイクルやサルミネン、ジャニーヌ・アルトマイアなどは「最愛のホフマンと共演した歌手」として、何かしら親しみを持ち続けています。
この「世界が注目する男性歌手」の顔ぶれは、フローレスとジャルスキーは文句ありませんが、あとの二人はどうも違和感が大きいです。特にカウフマンはねぇ、私の目には汚いだけですし、これを若手とは理解不能ですが。
by ペーターのファンです。 (2009-06-06 12:51) 

keyaki

ペーターのファンさん
このビデオクリップでもカサロヴァが、「彼はとってもインテリゲンチアなテノールだわ....」とか言ってるんですよね?違うかな?
私もそう思いますから、こういう取り上げ方はカウフマンにふさわしくないと思うんです。40の男をつかまえて、今更、なんでワイルドだのビッグ・スターだのって空々しい持ち上げ方をするんでしょう。
バルトリと歌ったニーナの時には、誰も注目してないんですよね。DVDの紹介文だって、無視されてますもの。

彼のCDの紹介文にしても「セクシーなルックス、ドニゼッティからヴェルディまで幅広いジャンルを歌い....」って、私の調査ではドニゼッティは歌ってないし、ヴェルディまでじゃなくてプッチーニまででしょう。こういう文章を書く人って、ほんといい加減すぎ....って素人の私に言われるようではね....

容貌もスタイルもじっくり見ましたが、あちらではざらにごろごろいるタイプでしょう。目に力がないので、きりっとしたところがなくてなんとなくだらしなく見えるんですね。一見いい男だけど、じっと見ていると魅力がないってとこかな。
声は、やっぱりよくない.....客観的に....いいって言う人は主観的にでしょ。(笑
by keyaki (2009-06-06 13:49) 

ペーターのファンです。

カサロヴァの表情や口調からしても褒めていますよね。インテリゲンチアなテノールって言ってると思います。
共演者が言うからには事実なのか、または取材向けのお世辞なのか不明ですが、私がカウフマンに拒絶反応を示す理由の一つは、低声歌手にたいていは備わっている知性品性がまったく感じられないことなのです。
テノールの華も皆無で、バリトンの知性も感じられない中途半端なところがどうにもダメで、これで感動的にうまい歌手なら、また違う印象を持つこともあるのか・・・。
す、すみません、単に私がカウフマンを嫌いなだけかもしれません。
by ペーターのファンです。 (2009-06-06 14:47) 

euridice

BS-hiで放送したドキュメンタリーをざっと見ました。2005年の秋ごろにはじめて名前を知って、お蔵入りしていたパイジェロ作曲「ニーナ」の映像をとても期待して見たのがお初。インパクトゼロ以来、それでも期待していろいろ視聴しましたが、その度に期待値低下・・ まあ、好みじゃないってことです・・

>この番組の説明
こちらでは40年来の卓越した輝くばかりのドイツ人テノールと言われているそうですが、ドキュメンタリーでは「50年来」と指揮者のウェザー・メスト氏が言ってます。
「モーツァルトからプッチーニ、ワーグナーに至るまで自然に歌える歌手なんて、ここ50年間いませんでした。カウフマンは特別です」ですって。

まあ、カウフマンのための番組ですから、褒めるのは当然でしょうけど、50年とか40年とかはっきりいわれちゃうと、どうもねぇ・・

「うっそぅぅぅぅ!?」って言いたくなっちゃいますわ。

>すみません、単に私がカウフマンを嫌いなだけかもしれません
同じく・・です・・

カルメンのほう、カルメン登場前に挫折・・中です・・
by euridice (2009-06-06 17:20) 

りょー

ビデオクリップのシャツ、カヴァラドッシの血糊で汚れたシャツかと思っちゃいました^^;
by りょー (2009-06-06 22:09) 

euridice

書き忘れました
>ドニゼッティ
番組によると、たしか最初の専属劇場(ザールブリュッケン?)でネモリーノを歌ったそうです。これが最初の主役級なのかも・・一応映像が映りました。映像はボケボケでカウフマンだというからカウフマンなのだろう・・で、声は今まで耳にしたどのカウフマンよりずっと明るいテノール声だと思いました。別人みたい・・ 

デビュー後(音大でスペインの時で初舞台とか)およそ20年艱難辛苦汝を玉にすタイプ・・何度もやめようと思ったとか・・奥さん(シュツットガルトの同僚メゾ)にひっぱられてやめずにやってきたんじゃないかなぁ・・って感じ。いかにも強そうな奥さんです。で、チューリヒで芽が出て、メトのゲオルギューのお相手アルフレートでブレーク?!ってことみたいですね。
by euridice (2009-06-06 23:19) 

keyaki

りょーさん
カウフマンは、いつも変な柄のシャツを着てますね。どこで買うのかしら?もしかしてフリーマーケットかな?そんなかんじ....着古したかんじだし。
良き夫、良きパパだそうですけど、今まで、地味にやってきたのに、あれだけ持ち上げられたら、今後どうなるか......

このドキュメンタリーは、2008年制作みたいだから、2009年がクーラでしょ.....で、次がグリゴーロのはずだと期待してます。
by keyaki (2009-06-06 23:43) 

keyaki

euridiceさん
ありがとうございます。私も見ればいいんですけど.....時間がもったいない...自分がアップした1分ので十分かな....

ネモリーノ歌ってるって言ったって、つまりは名もない地方劇場の専属で歌っただけで、あとは歌わせてもらってないってことでしょ。40になって突然、最高のテノールだなんて、おかしいです。パヴァロッティだって、なかなか芽が出ないって、本人が嘆いてたけど、30前には、国際的に活躍してたんですからね。テクニック云々ではなくて、声に魅力がないから、今まで人気が出なかったのは間違いない事実じゃないですか。それを、今更、なんでこんなに持ち上げちゃうんでしょうか。CD屋のカモにされてるだけだと思います。今後は、この作られた人気でどこまで行くか注目ですね。本人自身も今まで地道にやってきたのに、突然のスター扱いで、とまどってるってことなんでしょ。

レパートリーが広いとかって当たり前なんですよね、名もない劇場の専属歌手だったり、チューリヒだってアンサンブルで雇ってもらったんだし。
しかし、レパートリーが広いって、自慢することなのかな...本人がしているわけではないけど、こういうことを言う人って、おかしいよね。フローレスは、レパートリーを限定して...とかって誉めるんですよ。
ライモンディのことをレパートリーを広げ過ぎって悪口言った奴がいるんですけど....それでドミンゴを持ち上げたりするんだから....(笑

ゲオルギューが、私はテノールを見る目があるのよ....私と共演すると有名になるんだから...みたいなことを言ったのは、カウフマンのことかな。一緒にレコーディングしたりしてるし。
by keyaki (2009-06-07 01:18) 

M. F.

> 変なシャツ
そういえばガルニエの《椿姫》で着ていた安っぽい襟出しルック
↓これ
http://www.youtube.com/watch?v=9mPuxm8on5w&fmt=18
は、やたら彼の私服っぽいんですよね.アンナ・フィブロック(マルターラーとヴィーラー付きの舞台美術家)のことなのでやりかねん….

あれから気になって録音を幾つか見聞きしてみたのですが、数年前までのものは大方見事なまでに地味ですね.好みはともかく安定した声と技巧を持った人だと思いますが(...そうそう、アバド指揮の2007年ルツェルンの「第九」も、珍しくテノール・ソロが納得いく演奏だった)、器用貧乏なタイプなのかもしれません.

少しおちゃらけた所を出せるレパートリー/解釈のほうが持ち味が出せるように思いますし新録の《蝶々夫人》ピンカートンもそういう役作りにしていましたけれど(あまりちゃんと聴いていない)、これは声のがさつきが気になりました.

そういうわけでまったく想像はつきませんが、彼の《ローエングリン》を今度聴くことになりそうです.別にその為にミュンヘンに行くわけではないのですが.
by M. F. (2009-06-15 03:43) 

keyaki

M. F.さん
>そういえばガルニエの《椿姫》で着ていた安っぽい襟出しルック
プレミエですから、カウフマンに一番似合う格好をさせてるんでしょう。
柄物じゃないだけマシですね。
40才まで、売れなかった理由は、やっぱり継続は力なり....の歌手で、華がない....ってことにつきますね。
オペラ歌手は、見た目だけではないという見本とも言えますね。
私は、最初からスターの素質がある歌手が好みなんで、今更、スター扱いすることに違和感が大有り.....彼の奥さんも同じ気持ちでしょう。堕落だ...って言っちゃってましたもの。(笑

>彼の《ローエングリン》
カウフマン仕様のローエングリン....どんなものなんでしょうね。
また、感想などおきかせ下さい。
by keyaki (2009-06-15 15:43) 

Ryabi-na

keyakiさん、早速のお返事と(遅くなって失礼しました)、それからカウフマン関係のリンク、ありがとうございました!ビギナーゆえわからない言葉も多いので、またぼちぼちと読ませていただきます。
(あ、前回ここ↓に書き込んでしまったのですが、ほんとはこちらに書いたつもりでいました^^;)
http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2009-04-23

>容姿で注目
このカルメンの頃はちょっと太り気味?ですけど、痩せてて髪が短く整えられて眉が濃いCDの写真はジャーマンハンサム~で素敵です。最後から2枚目のドアップのが特に好きです。最初、カルメンの時とかなり違ってモデルみたいな写りだったので、「わっ、ヤだな・・」と思ったぐらいだったんですが、、、やっぱりハンサムな方が嬉しい、それに越したことはないと思い直しました^^。

ところでこのカルメンの前にカウフマンについて紹介した番組がありましたけど、その時点ではまだ知らなかったので録画もせず、内容も断片的にしか憶えていなくて・・・もっとよく見ておくべきでした。youtubeで似たような映像を見つけたのですが、ドイツ語じゃ何が何だかわかりません。なのでどうにかしてもう一度あの時の番組を見たいと思っているのですが、keyakiさんとかこちらに来られるまだ映像をお持ちの方で、あの番組をyoutubeにアップしてくださる方はいらっしゃらないでしょうか。コピーして送っていただくとかでももちろんいいです。どなたかどうかよろしくお願いします。
by Ryabi-na (2009-06-29 22:56) 

keyaki

Ryabi-naさん
>カルメンの前にカウフマンについて紹介した番組
この記事でほんの一部ビデオクリップで紹介しているドキュメンタリーですね。
内容は、20年間芽が出なくて、何度もやめようと思ったとか、元同僚さんが、私がカルメンだった時にカウフマンはレメンダートを歌ったけど、こんなに人気がでるとは思わなかった(正直な人ですね)とか、奥さんが芸術家として堕落だ...とか言ってました。

>もう一度あの時の番組を見たいと思っている
あれは、ハイビジョンでしたから、またいずれBS2で再放送があると思います。
ハイビジョン=デジタルで録画したものは、パソコンでは見られないので、データにできませんから、YouTubeにはアップできませんし、データでお送りすることも不可能です。またDVDに録画したものも、プレーヤーによっては再生できない場合もあるんです。Ryabi-naのプレーヤーは、DVD−RWは再生できますか? 
by keyaki (2009-06-30 01:20) 

Ryabi-na

また遅くなりました・・・いつでもパソコンを開ける環境じゃないものですみません。

ハイビジョン、うちのTVは全くのハイビジョンというのではないそうなので、録画したのをパソコンでも見られるので(DVD-RW、再生できますが?)・・・んー、たぶんブルーレイで録画した場合のことをおっしゃっているのかもと思います、パソコンもそれ対応じゃないと見られないでしょうから。
でもあの番組、そのうち再放送されるんですね?!じゃあ、期待して待ってます。あぁ、早く見たいです、教えてくださってありがとうございました!
by Ryabi-na (2009-07-04 16:38) 

fujiko

数回、彼のオペラを観ました。
確かに声自体はバリトン?と疑問を持ってしまいますが、音楽的な作りはとても細かく丁寧でセンスも良かったです。
ここに書き込みされた方と逆な感想です。
アリアを歌い終えた後のブラヴォーの嵐。
ネトレプコがアリアを歌い終えても、ブラヴォーがなかった。
彼の顔は好きじゃありませんが(笑)顔抜きでも彼の歌はそこまで皆さんが言うほどひどいものでないし、一流のオペラハウスで歌って当然の方と思いますよ。
顔が大して良くない、服装が汚い、華がない・・・
私だって思いましたよ。
しかし、そんな事どうでも良いから、彼の声を生で聴いてからにしたら如何でしょう?
そしてメディアはどんな事関しても大げさに書きます。
by fujiko (2009-07-06 01:41) 

keyaki

fujikoさん、コメントありがとうございます。

>彼の声を生で聴いてからにしたら如何でしょう?

それは無理です。新国で歌うなら喜んで行きますけど。
それに「録音の声」が生で聞くと「テノール声」になるということはないでしょう。fujikoさんでさえ、

>確かに声自体はバリトン?

とおっしゃているわけですから。
本文にも書いていますが、
>やっぱりこの声は好きになれない.....私のテノールの範疇から完璧にはずれてます。
ということなんです。いくらメディアが50年に一度のテノール!とぶち上げても私はあの手の声のテノールでは、わくわくドキドキしません。それに50年って、所謂三大テノール以降のテノールさんたちを否定しちゃってるところが、なんとも、よくわかりませんね。
普通の男性の声=バリトン声=カウフマンのアルフレードとかロドルフォは、面白くないです。ロブストとも言えない声ですし.....
ミュンヘンの《椿姫》の放送を一部聞きましたが、キーンリーサイドが明るいバリトンなので、どっちがどっちみたいでした。生の舞台でもそれは同じでしょう。オペラは、声域をわけていて、それは単に高音が出るからテノールということではなくて、声質が重要なんです。だからカウフマンはメディアが持ち上げるまで、低迷していたんだと思います。

よくオペラ好きの間で言われるDe gustibus non est disputandumでしたっけ....「人の好みにとやかく言えない....」というのはお互い様のことですから、こちらで、カウフマンは素晴らしい....とコメントして下さるのは大歓迎です。交流ブログの方でも「カウフマン好き!」という方がいらっしゃいますし....
なんでも絶賛一色は操作されているかんじで気色悪いですから、いろいろ意見が分かれるのは、カウフマンもやっと人気者になったということでしょう。
私が、今、第二ブログまで作って、ネットで追っかけているテノールは、ヴィットリオ・グリゴーロです。カウフマンの対極にある声の持ち主です。

>ヨナス・カウフマンとヴィットリオ・グリゴーロのカッシオ
http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2009-04-23
なんて、お遊びの記事にお遊びのビデオクリップも作ってみました。
よろしかったら、ぜひご覧になって下さい。
カウフマンの声質がお好きなら、多分、こんな明るすぎはダメって言われそうですけど.....でも、レビュー等では「美しいテノール声」というように書かれるんです。

生の舞台を見てこそ、オペラの素晴らしさを享受できるというのは多いに納得ですが、これは、なかなかできることではありませんので、録音だの映像で楽しんでいる訳です。録音や映像で素晴らしいものは、生だと更に素晴らしい...というのは体験していますし......。
さて、さて、ローエングリンはどうだったんでしょう.....
by keyaki (2009-07-06 10:46) 

euridice

>ローエングリンはどうだったんでしょう.....
さすがインターネット時代です・・さっそく聴きました。
「この半世紀のうちで最も卓越した輝くばかりのドイツ人テノール」
はいくらなんでも誇大広告だよ〜〜 たとえ「ドイツ人」と限定しても・・

TBしました。承認、よろしくお願いします。

インタビュー記事によると、ミュンヘンデビューが今になった理由を
↓述べています。
「学生時代にミュンヘンに小さい役で出演した。これが大きなミステークだった。劇場運営側は、私を学生としか見なかった」

またデビュー15年後のブレークは、落ち着いて受けとめられるから、駆け出しでブレークしちゃうよりずっとよかった。




by euridice (2009-07-07 08:31) 

keyaki

euridiceさん
某所に録音がアップされていましたが、
「ミュンヘン、カウフマンのローエングリンwith buu 」
というタイトルでした....(笑

カウフマンはビジネスマンの素質も充分ですね。
イタリアオペラではこの先長続きしないと踏んで、人材不足のワーグナーに乗り換えたわけです。かつてのギャンビルと同じですね。声域は違いますが、ジェームス・モリスもそうですよね。
ご本人言うところの心地よいチューリヒのアンサンブルから独立して、さて、さて、どうなるでしょう。

>ミュンヘンデビューが今になった理由
ちょっと、ちょっと、何言ってるんだろう....
それは声に魅力がなかったから、誰も注目しなかっただけじゃないの....
学生時代に注目されたら、卒業を待たずにさっさとプロデビューするのが相場でしょ。オペラ歌手に卒業証書はいらない!というのが定説です。

>デビュー15年後のブレーク
これもヴィリャゾンの後釜にCD会社が売り出すことに決めただけだと思いますけど、なんか言ってることが舞い上がり気味ですね。カウフマンはしゃべらないで黙っている方が、インテリに見えます。喋るとがっかりってかんじです..... 反対にグリゴーロは子供っぽく見えるけど、インタビューでは、とてもしっかりした自分の考えを持ってます。まだ30そこそこですけど13才から注目されて来た違いでしょうか。
 
TBありがとうございます。
by keyaki (2009-07-07 10:37) 

M. F.

遅くなりましたが、《ローエングリン》観てきました(7月8日、2日目の公演).

初日の放送(オペラ座前のMax-Joseph-Platzで映像中継もしていました)でも感じましたが、やはり彼、ローエングリンとしてはまだこれからですね.よく準備はしているのだけれどやや音程をきれいに捉え損ねている感じで、これは歌い込めば改善することと思います.まぁ新国ヴォータンのラジライネンに激怒した私の言うことなので(《ヴァルキューレ》第2幕が酷かった!私が観たのは4月6日の二日目…)、少し辛めの評と思って下さい.

それと、ヴォリュームのわりには声が籠もって前に飛んでこない感じ.これは他の歌手陣との釣り合いの問題(エルザのハルテロスは言うまでもなく、ハインリヒ王のChristof Fischesserが重みのある声と柔らかい歌い口.オルトルートのミヒャエラ・シュースターも典型的なドスのきいたヴァーグナー歌い)と、私は3. Rang、つまりバルコニーの4層目から聴いたので、たとえばパルケットの前列からならまた違った感想を持ったかもしれません.

技術的な安定度も歌い込みの質も高いのですが、はっきり言って彼、張り上げたときの声に格別な魅力やパンチのある類ではない.むしろ第3幕の終盤で名乗りを上げる箇所からのソット・ヴォーチェを含む表現が素晴らしかったですし、keyakiさんのお陰で見ることのできたガルニエの《椿姫》での印象とも、そのあたりは一致しています.

カーテンコールで(ハルテロスと一緒に)出てきたときに結構ブーも飛んでいましたが、まさかハルテロスに対するものとも思えないので、カウフマンに納得しないひとが結構あったということでしょう.全体的には、聴衆の反応は上々だったけれども言うほどに熱狂的でもありません.この日はナガノがオケと喧嘩でもしたのか結構荒れ気味だったのと(歌手の伴奏はそれなりに頑張ってましたが…)、リチャード・ジョーンズの新演出がかなり興醒めな代物で、ちょっと公演の流れに棹さす要素が多かったかもしれません.DVD用に収録が入っていた模様ですが、むしろこちらの方が心配(笑)

そういえば近年名前をよく見るPavol Breslikというテノール、数日前の《ルクレツィア・ボルジア》で初めて生で聴きましたが(ジェンナーロ役)、声量・質・歌い込みともになかなか佳かったです.どこかしら格別なアピール・ポイントには欠けるんですけれどね….ミュンヘンでのグルベローヴァ人気は凄いけれど、私にはやや?でした.
by M. F. (2009-07-14 07:43) 

keyaki

M. F.さん
カウフマンは、堅実かもしれませんが、熱狂させる要素は声にも舞台姿にもないと思います。しつこく言わせてもらいますが、だから40まで誰も注目しなかったんでしょう。
表現力の素晴らしさ...というのは私にはよくわかりません...トスカの宣伝用ビデオクリップで、1幕の「妙なる調和」と3幕の「星は光りぬ」が同じに聞こえましたもの。
これもDVDになるんですか.....《ルクレツィア・ボルジア》もDVDの収録があったそうです。グルベローヴァの一連のものなんでしょうけど。

パヴォウ・ブレスリクは、数年前までベルリンの専属で来日公演にも来てましたね。最近はミュンヘンで活躍しているようで、イドメネオなんかも歌ってます。その時の、アルバーチェがライナ・トロストだったので、えぇ...逆さまじゃないの....思いました。レパートリーとしてはトロスト路線みたいです。来来シーズンはメトでコジのフェランドを歌うようです。
おっしゃるように
>格別なアピール・ポイントには欠けるんですけれどね
同感です。見場も良くそつなくこなすタイプだと思います。
彼のことをちょっと話題にしている記事があります。
http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2009-03-01

グルベローヴァは、ミュンヘンでは好きにいろいろやらせてもらえるみたいですね。

by keyaki (2009-07-14 21:54) 

M. F.

リンクありがとうございます.そうです、《ボルジア》は2月のプロダクションの再演でした.実は直前にリンデンでベルモンテを歌っていて(《後宮》ミヒャエル・タールハイマー演出)、むしろこちらを観たかったのですけれどね….

> 来来シーズンはメトでコジのフェランド
モーツァルトか軽めの(あまり技巧的すぎない)ベル・カントならばっちりでしょう.今やグルベ様と並ぶと、彼のヴォリュームが余裕で上回ってしまうんですよ.冒頭で片足ケンケンで歌わされても滑らかな声はぶれず、技術も確か.

クリストフ・ロイの演出は、仰る通り「身勝手で薄汚いどろどろ愛憎劇」、ないし齟齬の劇という感じです.彼の場合スーツは異化というよりももうひとつのスタイル、お約束ですね.《ロベルト・デヴリュー》はまだ「読み替え演出」的にも見られたけれど、今度はルクレツィア・ボルジアひとりが古風なドレスに身を包んでいるわけですから.シャツを脱ぐのだって見せ方の問題で、別に確たる意味は無いと思います.(幾分太めの人が多い)合唱団やアリス・クート(オルシーニ役)には膝丈のスボンを履かせて学生(Grundschule?)風に見せるなど、むしろ違和感を軽減する方向で発想している感じです.

ベルトラン・ド・ビリーの指揮ははっきり言って安全運転過ぎて詰まらなかったけれど(前作のF.ハイダーといい勝負でしょう.一応彼のために弁護しておけば、グルベローヴァのテクニックが落ちているので、テンポを緩めにしないと合ないんです)、音が荒れてはいなかったことは確かです.DVDになるとしても、グルベローヴァ・ファンの方以外にはあまりお薦めできないと思います.

ディーター・ドルンはなかなかいい演出家なのだけれど(ヘンツェ《ルプパ》の映像は、少なくとも普通に楽しいです)、昨シーズンの《イドメネオ》では鎧甲と剣道の防具を混同するという大ポカをやらかしましたね(笑).あそこで主役にジョン・マーク・エインズリーを持ってくるのも、演出家の読みありきな設定なんじゃないかと思います(ミヒャエル・シャーデと同じく、ちょっと神経症的な歌演技のひとだから).あれもなかなか血なまぐさかったですねえ….

…ちょっと記事から逸れました.
by M. F. (2009-07-15 21:38) 

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