So-net無料ブログ作成
検索選択

バイエルンの「マノン・レスコー」演出絡みでネトレプコ降板! 産休中のヨンチェヴァが助け舟 [オペラの話題]

 オペラ界ではよくあるいつもの玉突きキャストチェンジ、なんか久々な感じ.....と思いましたが、これは運が良かった....ってことで「玉突き」ではありませんね。私の早とちりでした。
 ネトレプコ→オポライス(メト)→ヨンチェヴァ(サンフランシスコ)という玉突き状態かと思いましたが、ヨンチェヴァは、サンフランシスコの「ボエーム」は妊娠が分かった時点でキャンセルして、ヴルガリドゥが代役に決まっていたようです。ということは、メトが10月6日に出産して産休中のヨンチェヴァを説得して担ぎだしたってことですね。ゲルプ氏のお手柄ってことか......

 11/15からのミュンヘンの「マノン・レスコー」、アンナ・ネトレプコとヨナス・カウフマンの共演で宣伝していましたが、ネトレプコが演出に納得できない(あのノイエンフェルスですよ)と降板、バイエルンは過去(2010年)に演出に納得できないとしてリハーサル初日に降板したシュテンメ(ルサルカ、クシェイ演出)の代役で出てくれたオポライスに目を付けましたよ。この時もメトのムゼッタをキャンセルして出てくれたし。今回もオポライスは、なんという偶然でしょう...メトで11/14から今度はムゼッタではなくミミで「ボエーム」に登場するはずでした。メト側もOKしてネトレプコの代わりはオポライスに決定。
 オポライスの穴埋めはヨンチェヴァに.....メトとしてはオポライスはすでに4月に「ボエーム」のHD上映の日にミミ役のアニタ・ハルティッヒが突然声が出なくなり、代わりにミミを歌ってますし、最近人気の出てきたヨンチェヴァに出て欲しかったんでしょう。ヨンチェバは、本来ならば、11/14からサンフランシスコで「ボエーム」だったんですが、妊娠が分かってからキャンセルしていて、産休中でした。10月6日が出産でしたので、そろそろ産休開けということで、メトが説得したんでしょう.....ということで、めでたし、めでたし......
 演出でもめるのは、だいたいドイツ、ライモンディも納得いかない演出はお断りしていましたし、ヌッチはずっと前にドイツではオペラに出ないと宣言してますし、グリゴーロもこの手の演出が嫌いなようでドイツではコンサートだけになるだろう...と言ってます。それにしてもディーヴァのネトレプコ様にどんなことをやらそうとしたのかしらね。ノイエンフェルスだと、昆虫とか動物が出てくるのかなぁ。

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 2

助六

11月19日の2回目の公演を見ました。

私はカウフマンにはこだわりないので、ネトレプコが第1の目当てでしたから、キャンセルはやはりガッカリでした。今まで遠出で彼女にキャンセルされたことはなかったもので猶更。
ただオポライスは一度も聞いたことがなくて、興味は引かれていたので歓迎でしたが。

ノイエンフェルスの演出は今回は彼としてはおとなしく、昆虫や動物は出てこないし裸に近い舞台とシンプルな舞台装置で、演出意図は分かりやすいし筋の通ったセンシビリティもある仕事とは思いました。彼として最高レヴェルとは思いませんが。
メトレプコは何でこんな大して挑発的とも言えない演出を断ったのかという声も出てました。
彼女は今年2-3月のローマのムーティ指揮マノン・レスコーで2番目の夫となったエイヴァゾフに出会ったわけで、そのエイヴァゾフはカウフマンのアンダーとしてミュンヘンに控えていたそうですから、そこに彼女のキャンセルの真の理由があるのではとの憶測さえ流れる始末。

カウフマンは籠り発声は相変わらずですが、今回はその暗めの発声とブロンズ色の音色が、プッチーニの感傷味を吹き飛ばしてデグリューの苦悩に力強い品格を与えていて、私はイタリア物では初めて彼に感心しました。

一方初めて聞くオポライスはスピントな役柄を多く歌っているにしては予想以上にリリックで軽い声で、音楽性とニュアンスはあるにしても、マノンを歌うにはちょっと物足りなさが残りました。
特にノイエンフェルスの演出は合唱と舞台装置を冷たく無機化して、そこからマノンとデグリューの情熱の破裂と破局を浮かび上がらせようというプランでしたから、ネトレプコのような力強い声が効果的だったと思うので。
でもオポライスはラトヴィア美人さんだし演技力はあるので、それは演出上でも大きなメリットではありますが。

全体としてはまあ楽しめた上演でした。
独紙評は殆ど演出・歌手・指揮とも絶賛に近かったせいか、ネトレプコ抜きでも劇場前はキャンセル券探しの人が多く出ていました。

因みにハルティッグはこの7月にバスティーユでミミを歌ってくれましたが、腰の強いの声の優れた歌唱でした。
by 助六 (2014-12-08 14:37) 

keyaki

助六さん
レポートありがとうございます。

写真で見ましたが、昆虫とか動物は無かったようですね。
舞台写真を見る限りでは、ネトレプコよりオポライスの方がしっくりくる衣裳のような気がします。単に衣裳が気に入らなかったとか....だったり。
演出というよりはノイエンフェルス(の態度)が気に入らなかったのでは...という説もあるようです。
メトのマクベスで疲れちゃったんで休養をとりたかっただけとか....

カウフマンではなく2番目の夫が出れば、降板しなかったってことですか?意味わかんないです。
なんか、二人でブクブク太っていきそうな夫婦ですね。
今後ネトレプコにはもれなくエイヴァゾフが付いてきます....ってなるのかしら、あんまり売れてないみたいだから。

by keyaki (2014-12-08 15:37) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0