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『椿姫』ジョルジョ・ジェルモンの手紙を読むヴィオレッタ [オペラの話題]

 毎度お馴染みのイタリアのラジオ番組"La barcaccia"のPerle nereのコーナーから。「椿姫」の3幕、ヴィオレッタの病の床に、アルフレードの父、ジョルジョ・ジェルモンの手紙を何度となく読み返し、外国にいるアルフレードの帰りを毎日今か今かと待っている。今日もまたその手紙を読み返すが、最後に「もう遅いわ!」と叫ぶシーン。この手紙を読むシーン、歌ではなく、伴奏付きの朗読ですが、感情を込めて読むのは、歌より難しいようです。

La_Traviata_Fleming.jpg
♪ iPhone/iPad用 mp3
«Teneste la promessa... la disfida
Ebbe luogo! il barone fu ferito,
Però migliora Alfredo
È in stranio suolo; il vostro sacrifizio
Io stesso gli ho svelato;
Egli a voi tornerà pel suo perdono;
Io pur verrò. Curatevi... meritate
Un avvenir migliore. -
Giorgio Germont.»
(desolata)
È tardi!


 ルネ・フレミングのはけっこう有名で、どこかでも話題になってましたが、改めて聞くとやっぱり面白い....それに毎度のことですが、二人の爆笑で更におかしさ倍増。「エ タルディ」では、手紙をクシャクシャに丸めて投げているようです。次は、なぜか男(アメリカ人)のヴィオレッタ? 下手すぎてイタリア語とも言えないようなしろものですが、やっぱり最後の「エ タルディ」で爆笑、最後は、マエストロと言っていますので、指揮者が歌唱指導のためにお手本をみせているんでしょうか......フレミングの「エ タルディ」と同じですよ。
 参考までに、パトリツィア・チョーフィのヴィオレッタで"Teneste la promaessa..."....08:30のところです。

関連記事:
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スチュアート・ニール、ハイCの着地に失敗しました! "Di quella pira l'orrendo foco"
ゲオルギューとグリゴーロ★☆Rai3のラジオ番組"La Barcaccia"
マリーナ・ポプラフスカヤの"Sempre libera"のケッサク歌唱(メト2011.1.15の椿姫)

訃報:ジャンジャコモ・グエルフィ Giangiacomo Guelfi (1924.12.21-Roma〜2012.2.8-Bolzano) [訃報]

 イタリア、ローマ生まれのバリトン、ジャンジャコモ・グエルフィが2月8日、ボルツァーノで亡くなりました。享年87歳、ご冥福をお祈りします。
 グエルフィ縁の地、スポレート(オペラデビュー)と晩年を夫婦で過ごしたボルツァーノの訃報記事をリンクします。
Scomparso il baritono Giangiacomo Guelfi, aveva debuttato a Spoleto con il Rigoletto
È morto Guelfi Addio al grande baritono che amava Bolzano

 ルッジェーロ・ライモンディと共演の1970年ムーティ指揮の「アッティラ」のライブ放送と、1971年バルトレッティ指揮「ジョコンダ」のライブのCDを持っていますが、アッティラは好きなオペラですし、数少ないバスが主役のオペラですし、若き日のムーティとライモンディの貴重な録音でもありますし、よく聞きました。右の写真をクリックするとライモンディのアッティラとグエルフィのエツィオの二重唱が聴けます.....YouTubeにかっこいいTV映画の映像をつけてアップしました。

 ジャンジャコモ・グエルフィは、1950年スポレートで「リゴレット」のタイトルロールでデビュー、1952年スカラ座デビューは、アルゼンチンの作曲家、JUAN JOSE' CASTRO作曲"PROSERPINA E LO STRANIERO"、指揮は作曲家自身、演出はストレーレル、Prosperinaは、エリザベッタ・バルバト、Demetriaは、シミオナート、Lo stranieroがグエルフでした。1954年シカゴ・リリック・オペラデビュー、イタリア人バリトンとして主役級で国際的い活躍しました。主なレパートリーは、19世紀の作品ですが、レパートリーは幅広く、1954年のイルデブランド・ピッツェッティの“La figlia di Jorio”の初演にも出演しています。スカラ座では、1952年から1969年までに、ワリー、アイーダ、モゼ、カルメン、フランチェスカ・ダ・リミニ、夢遊病の女、カヴァレリア、友人フリッツ、西部の娘、マクベス、ボエーム、シモン・ボッカネグラ、蝶々夫人、ナブッコ、ウィリアム・テル、オリンピア、トロヴァトーレ、ルチア、マリア・ディ・ロアン(1969年)等に出演、NYメトには、1970年に「トスカ」、「西部の娘」とそれぞれ1公演づつ出演、日本には、NHKが招聘した1956年第1次イタリア歌劇団として来日、「アイーダ」「トスカ」に出演、1961年第3次「イタリア歌劇団」公演では、「アンドレア・シェニエ」「トスカ」「アイーダ」に出演しました。

 以上簡単な経歴ですが、キャリアはわりと短かったようです。確かなことはわかりませんが、この時代の歌手は、60,70まで歌い続けるということはまれで、50歳前後で表舞台からは引退して後進の指導にあたるというのが普通だったのかもしれません。「イタリア歌劇団」として来日していますので、日本では生で聞いた方も多く、知名度も高いのではないかと思います。

 時代のせいもあって、正規録音はほとんどないようですが、1951年録音のジュリーニ指揮の「2人のフォスカリ」、1967年ライヴ録音のアバド指揮「ランメルモールのルチア」カラヤン指揮の「カヴァレリア・ルスティカーナ」があります。

 グエルフィ縁の地、スポレートとボルツァーノの訃報によれば、ボルツァーノの病院に入院して一週間後に亡くなったそうです。

関連記事:
(資料室)アッティラ Attila:ルッジェーロ・ライモンディのアッティラ
ヴェルディ作曲《アッティラ》ルッジェーロ・ライモンディのアッティラ
ジョコンダ


メト2012-2013シーズン ラインアップ [オペラの話題]

2012.2.23記載
 23日に正式に発表がありました。すでにリークされた情報と異なる点は、「リゴレット」の演出が、リュック・ボンディからマイケル・メイヤーMichael Mayerに代わったことです。ボンディの「リゴレット」は、アンデアウィーン、スカラ座との共同制作でしたが、ゲルプ支配人のお気に召さなかったようです。今後「トスカ」はどうするんでしょう。
 NYtimes記事"What Happens in Vegas Will Also Happen at the Met Next Season"によれば、1960年代のラスヴェガスが舞台だそうです.....なんか期待薄。ボンディ演出の「リゴレット」は、11月にスカラ座で上演されます。
 「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、あの1984年の豪華版ピエロ・ファジョーニ演出の再演。最近のチープな舞台衣装じゃないのは楽しみですがキャストはどうなんだろう......
.
以下 2012.2.18記載
 劇場からの公式発表は、来週の24日だそうですが、アメリカのオペラフォーラム等に、情報が流出していますので、こちらにもアップします。ヴィットリオ・グリゴーロは予想通りスカラ座と同じリュック・ボンディ演出の「リゴレット」に出演します。

◎作曲家別:(新演出:7/67、再演:21/141=合計208公演)
ヴェルディ(7/71):

ワグナー(5/19):

モーツァルト(3/19):
ドニゼッティ(2/18):
ロッシーニ(2/13):
プッチーニ(2/16):
ビゼー(1/13):
ザンドナイ(1/6):
ヘンデル(1/10):
グノー(1/5):
トーマス・アデス(1/8):
ベルリオーズ(1/7):
プーランク(1/3):
Aida (10),Un Ballo in Maschera (10),Don Carlo (7),Otello (11)
Rigoletto (14),La Traviata (7),Il Trovatore (12)
Parsifal (7),Götterdämmerung (3),Das Rheingold (3)
Siegfried (3),Die Walküre (3)
La Clemenza di Tito (6),Don Giovanni (7),Le Nozze di Figaro (6)
L’Elisir d’Amore (10),Maria Stuarda (8)
Le Comte Ory(6),The Barber of Seville (7)英語表記は英語で上演?
La Rondine (5),Turandot (11)
Carmen (13)
Francesca di Rimini (6)
Giulio Cesare (10)
Faust(5)
The Tempest (8)
Les Troyens (7)
Les Dialogues des Carmélites (3)

日程とキャスト:新演出:7HD上映:12、再演:21
★愛の妙薬(HD上映10/13):2012年9月24, 27日 /10月1, 5, 10, 13m日/2013年1月30日/1月2, 6, 9m日/Bartlett Sher演出
 Maurizio Benini指揮,Anna Netrebko,Matthew Polenzani,Mariusz Kwiecien,Ambrogio Maestri/ John Del Carlo

★トゥーランドット:2012年9月26, 29日/10月3, 6m, 30日/11月2, 5, 9日/2013年1月2, 7, 10日/Franco Zeffirelli演出
 Dan Ettinger指揮, Maria Guleghina/ Iréne Theorin,Marco Bert/ Marcello Giordani /Walter Fraccaro,Hibla Gerzmava/ Takesha Meshé Kizart,James Morris/ Samuel Ramey

★トロヴァトーレ:2012年9月29m日 /10月4, 8, 12, 17, 20, 25日/2013年1月9, 12m, 16, 19, 24日/David McVicar演出
 Daniele Callegari指揮, 未定/ Marco Berti,Carmen Giannattasio / Sondra Radvanovsky/ Patricia Racette/Angela Meade,Dolora Zajick/ Stephanie Blythe,Franco Vassallo/ Ángel Ordeña/ Alexey Markov,Morris Robinson Christophoros Stamboglis

★カルメン:2012年9月28日 /10月2, 6, 11, 15, 18日/2013年2月9, 13, 16, 20, 23m, 26日/3月1日/Richard Eyre演出
 Anita Rachvelishvili,Kate Royal/ Ekaterina Sherbachenko/ Hei-Kyung Hong, Yonghoon Lee/ Andrew Richards,Kyle Ketelsen / Dwayne Croft /Teddy Tahu Rhodes

★オテロ(HD上映10/27):2012年10月9, 13, 16, 20m, 27m日 /2013年3月11, 15, 20, 23, 27, 30日/Elijah Moshinsky演出
 Semyon Bychkov/ Plácido Domingo指揮:Johan Botha/ José Cura,Renée Fleming/ Krassimira Stoyanova,Falk Struckmann/ Thomas Hampson,Michael Fabiano/ Alexey Dolgov

★テンペスト(HD上映11/10):2012年10月23, 27, 31日/11月3m, 6, 10m, 14, 17m日/Robert Lepage演出(スカラ共同)
 Thomas Adès指揮,Simon Keenlyside,Toby Spence,Audrey Elizabeth Luna,Isabel Leonard, Iestyn Davies,Alek Shrader,Alan Oke,William Burden

★フィガロの結婚:2012年10月29日 /11月3, 7, 10, 13, 17日/Jonathan Miller演出
 David Robertson指揮,Ildar Abdrazakov,Mojca Erdmann,Gerald Finley,Almaviva: Maija Kovalevska / Hei-Kyung Hong,Christine Schäfer

★仮面舞踏会(HD上映12/8):2012年11月8, 12, 15, 19, 24, 27, 30日 /12月4, 8m, 14日/David Alden演出
 Fabio Luisi指揮,Karita Mattila,Kathleen Kim,Dolora Zajick / Stephanie Blythe,Marcelo Álvarez /Roberto De Biasio,Dmitri Hvorostovsky

★ティートの慈悲(HD上映12/1):2012年11月16, 20, 24m日 /12月1m, 6, 10日/Jean-Pierre Ponnelle演出
 Harry Bicket指揮,Giuseppe Filianoti,Barbara Frittoli,Elina Garanca,Kate Lindsey,Lucy Crowe,Oren Gradus

★アイーダ(HD上映12/15):2012年11月23, 26, 29日 /12月3, 7, 12, 15m, 19, 22, 28日/Sonja Frisell演出
 Fabio Luisi指揮,Liudmyla Monastyrska/ Hui He,Olga Borodina,Marco Berti / Roberto Alagna,Alberto Mastromarino/ George Gagnidze,Stefan Kocán, Miklós Sebestyén

★ドン・ジョヴァンニ:2012年11月 28日 /12月1, 5, 8, 11, 15, 20日/Michael Grandage演出
 Edward Gardner指揮,Ildar Abdrazakov,Erwin Schrott,Susanna Phillips,Emma Bell,Ekaterina Siurina,Charles Castronovo,David Soar,Raymond Aceto

★セビリアの理髪師:2012年12月18, 22m, 26m, 27, 29日 /2013年1月3, 5日/Bartlett Sher演出
Yves Abel指揮,Isabel Leonard,Alek Shrader,Rodion Pogossov,John Del Carlo,Jordan Bisch

★マリア・ストゥアルダ(HD上映1/19):2012年12月31日 /2013年1月4, 8, 12, 15, 19m, 23, 26日/David MacVicr演出
  Maurizio Benini指揮,Joyce DiDonato,Elza van den Heever,Francesco Meli,Joshua Hopkins,Matthew Rose

★トロイ人(HD上映1/5):2012年12月13, 17, 21, 26, 29m日/2013年1月1, 5m日/Francesca Zambello演出
 Fabio Luisi指揮,Deborah Voi,Susan Graham,Karen Cargill,Marcello Giordani,Eric Cutle,Dwayne Croft,Kwangchul Youn

★つばめ:2013年1月11, 14, 18, 22, 26m日/Nicolas Joël演出
 Ion Marin指揮,Kristine Opolais,Giuseppe Filianoti,Anna Christy,Marius Brenciu, Dwayne Croft

★オリー伯爵:2013年1月 17, 21, 25, 29日/2月2m, 5日/Bartlett Sher演出
Maurizio Benini指揮,Juan Diego Flórez,Nino Machaidze,Karine Deshayes,Susanne Resmark,Nathan Gunn,Nicola Ulivieri

★リゴレット(HD上映2/16):2013年1月28, 31日 /2月 4, 8, 12, 16m, 19, 23日/4月13, 16, 20, 24, 27日/5月1日/Luc Bondy演出(ウィーンFest、スカラ共同) Michael Mayer演出
 Michele Mariotti/ Marco Armiliato指揮,Željko Lucic/ George Gagnidze,Diana Damrau/ Lisette Oropesa,Piotr Beczala/ Vittorio Grigolo,Stefan Kocán/ Enrico Giuseppe Iori

★パルジファル(HD上映3/2):2013年2月15, 18, 21, 27日/3月2m, 5, 8日/Francois Girard演出(リヨン共同)
 Daniele Gatti指揮,Jonas Kaufmann,Katarina Dalayman,Peter Mattei,Evgeny Nikitin,René Pape

★ドン・カルロ:2013年2月22, 25, 28日/3月6, 9m, 13, 16日/Nicholas Hytner演出
 Lorin Maazel指揮,Ramón Vargas,Sondra RadvanovskyBarbara Frittoli,Anna Smirnova,Dmitri Hvorostovsky,Ferruccio Furlanetto,Eric Halfvarson

★フランチェスカ・ダ・リミニ(HD上映3/16):2013年3月4, 9, 12, 16m, 19, 22日/Piero Faggioni演出
 Marco Armiliato指揮,Eva Maria Westbroek,Marcello Giordani,Robert Brubaker,Mark Delavan

★椿姫:2013年3月14, 18, 23m, 26, 30m日 /4月2, 6日/Willy Decker演出
 Yannick Nézet-Séguin指揮,Diana Damrau,Saimir Pirgu,Plácido Domingo

★ファウスト:2013年3月21, 25, 28日/4月2, 5日/Des McAnuff演出
 Alain Altinoglu指揮,Piotr Beczala, John Relyea,Marina Poplavskaya,Julie Boulianne,Alexey Markov

★ジュリオ・チェーザレ(HD上映4/27):2013年4月4, 9, 12, 19, 22, 27m, 30日/5月 3, 7, 10日/David MacVicr演出(Glindebourne制作)
 Harry Bicket指揮,David Daniels,Natalie Dessay,Alice Coote,Patricia Bardon,Christophe Dumaux,Guido Loconsolo

★ラインの黄金:2013年4月6m, 25日 /5月4日/Robert Lepage演出
 Fabio Luisi指揮,Wendy Bryn Harmer,Stephanie Blythe,Meredith Arwady,Stefan Margita,Gerhard Siegel / Robert Brubake, Mark Delavan / Greer Grimsley,Eric Owens/ Richard Paul Fink,Franz-Josef Selig,Hans-Peter König

★ワルキューレ:2013年4月13m, 26日/5月6日/Robert Lepage演出
 Fabio Luisi指揮,Martina Serafin,Simon O’Neill,Deborah Voigt/ Katarina Dalayman,Mark Delavan / Greer Grimsley,Hans-Peter König

★ジークフリート:2013年4月20m, 29日/5月8日/Robert Lepage演出
 Fabio Luisi指揮,Jay Hunter Morris/ Lars Cleveman,Gerhard Siegel / Robert Brubaker,Eric Owens/ Richard Paul Fink,Meredith Arwady

★神々の黄昏:2013年4月23日/5月2, 11m日/Robert Lepage演出
 Fabio Luisi指揮,Deborah Voigt/ Katarina Dalayman,Jay Hunter Morris/ Lars Cleveman,Wendy Bryn Harmer,Karen Cargill,Iain Paterson,Eric Owens/ Richard Paul Fink,Hans-Peter König

★カルメル会修道女の対話:2013年5月 4m, 9, 11日/John Dexter演出
 Louis Langrée指揮,Isabel Leonard,Patricia Racette,Erin Morley,Elizabeth Bishop,Felicity Palmer,Paul Appleby

スカラ座今後の予定: ヴェルディ生誕200周年記念企画 2013-2014開幕公演「椿姫」(2012.2.10 発表)☆ スカラ座「椿姫」公演記録 [オペラの話題]

◎続報:(2012,2,17追記)
 別の記事 "La Scala fino al 2015"によれば、2013年開幕公演の「椿姫」は、ディアナ・ダムラウ Diana Damrauとはっきり書いてあります。現時点でダムラウはまだヴィオレッタは、レパートリーではありませんが、メトの来シーズン予想情報でダムラウがヴィオレッタ(ドミンゴがパパ・ジェルモン)でした。
 他の新情報として、2013-2014シーズンに、ホモキ演出、ブリンターフェル主演の「オランダ人」、それから2015年には、La trilogia popolare(リゴレット、トロヴァトーレ、トラヴィアータ)、Expo 2015の5月から10月の六ヶ月間、スカラ座では、連日公演を行うそうです。イタリアオペラの再演も含めて17作品、まず5月の開幕は、新演出でシャイー指揮、レンホフ演出、シュテンメ主演「トゥーランドット(ベリオ版)」、それから、Giorgio Battistelli作曲の「不都合な真実 An Inconvenient Truth」、バレンボイム指揮の「オテロ」、閉幕は、エサ=ペッカ・サロネンEsa-Pekka SalonenのNyx(Wayne McGregor振付けのバレー)と「青ひげ公の城」(Carlo Lanfossi)。以上ですが、元記事が、だらだら書いてあるので間違いがあるかもしれません。(2012,2,17追記)

以下2012,2,16記載
 2月10日に、スカラ座のリスネル総裁がヴェルディ生誕200周年を記念して、2013〜14年にヴェルディの作品、新演出6、再演2作品を上演すると発表しました。
記事はこちら Scala/ Da 'Traviata' a 'Macbeth', sei nuovi Verdi per il 2013

新演出:
1956scaka_callas.jpg1.「椿姫」ダニエレ・ガッティ指揮
 ディミトリ・チェルニアコフ演出 2013年開幕公演
2.「ファルスタッフ」ダニエル・ハーディング指揮  
 ロバート・カーセン演出
3.「ナブッコ」ニコラ・ルイゾッティ指揮
 ダニエレ・アバド演出
4.「オベルト」バッティストーニ指揮
 マリオ・マルトーネ演出
5.「マクベス」ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
 ジョルジョ・バルベリオ・コルセッティ演出
6.「仮面舞踏会」ダニエレ・ルスティオーニ指揮
 ダミアーノ・ミキエレット演出

再演:
1.「ドン・カルロ」ファビオ・ルイージ指揮
2.「アイーダ」ジャナンドレア・ノセダ指揮

その他の発表:
2014年マリオ・マルトーネ演出「トロヴァトーレ」
ミラノエキスポ2015(2015.5.1〜10.31)のために「椿姫」新演出
2014年開幕公演は、バレンボイム指揮「フィデリオ」
ということは、またもやドイツものに逆戻り

参考:最近のスカラ座開幕公演:
2006アイーダ、2007トリスタンとイゾルデ、2008ドン・カルロ、2009カルメン、2010ワルキューレ、2011ドン・ジョヴァンニ、2012ローエングリン、2013椿姫、2014フィデリオ
☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆
 一番のヘェ〜ほんとに...大丈夫なの〜は、2013-2014シーズンの開幕公演が「椿姫」だということです。スカラ座の開幕公演にふさわしいヴィオレッタって.....ちょっと思いつきません....ゲオルギュー、ネトレプコ....もっと若手で誰かいるかなぁ.....まさかのデヴィーア....危険を避けて誰も知らない新人にするのか。アルフレードは、ヴィットリオ・グリゴーロが、最有力候補でしょうね。これはグリゴーロがOKすればOKだと思います。パパ・ジェルモンは、プラシド・ドミンゴのような気がします。開幕公演までにはメトでロールデビューしてますし。
 リスネル総裁は、以前、2010年の開幕公演は、バレンボイム指揮、カーセン新演出、ネトレプコの「ルチア」と口をすべらせたことがあります。しかもエドガルドはグリゴーロのはずだったんですけど......結局2010年の開幕公演はワルキューレ、2011年の開幕公演の「ドン・ジョヴァンニ」が、カーセン新演出でネトレプコの10年ぶりのスカラ座出演となったわけです。
 ということで、「椿姫」が本当に開幕公演なのかは、半信半疑ですが、スカラ座の「椿姫」といえば、マリア・カラス後は、1964年カラヤンとミレッラ・フレーニで天井桟敷が騒いで失敗、その後、上演されることがなかったわけですが、1990年ムーティが、美男美女でやるぞ〜....と若手のティツィアーナ・ファッブリチーニとロベルト・アラーニャを起用したことがよく知られています。最近までちょいちょいこの1990年のリリアナ・カヴァーニ演出の椿姫が上演されていますが、Archivio La Scalaで「椿姫」を調べてみました。

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オペラの!?!?話題:ボチェッリがロメオ! ☆ ドミンゴ、新バリトンロール [オペラの話題]

オペラの話題その1:
 それほど吃驚でも??でもない方の話題からいきます。プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo,1941.1.21 - )が、また新しいバリトン役に.....先日LAオペラの来シーズンの発表がありましたが、「二人のフォスカリ」のドージェを歌うそうです。息子役はフランチェスコ・メーリを予定しているようです。
 71才のドミンゴは次のように述べています。"I'm looking for tenor parts and some new baritone parts, ........I'm also looking for parts closer to my age. All the young lovers tend to be tenors."
 ちなみにバリトンロールのシモン、リゴレットと、スペイン語オペラ?サルスエラ?の「 Il Postino」のDaniel Catán(これってバリトンなのかな...よくわからないが、郵便配達の人がテノールだからバリトンかな)を含めて、134役達成してます。間違っていたら教えて下さい。来シーズンのようですが、メトで「椿姫」のパパ・ジェルモンを歌う予定もありますし、どこまで記録がのびるか......
 頑張れドミンゴと好意的な声も多いのですが、そろそろ.....という声もあります。いい加減に引退をお勧めしたい三大歌手として、「ドミンゴ71、ブルゾン76、グルベローヴァ65」をあげているオペラファンもいるようです。

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

オペラの話題その2:.
 アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli、1958.9.22- )がロメオ.....グノーの「Roméo et Juliette」ですよ。これには吃驚、唖然、なぜ、なぜ、なぜ、いい加減にやめて!としか言いようがない。それにしても、やらせる劇場(ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ)も劇場、指揮者も指揮者、慈善事業と割り切っているのか、商業主義なのか.....伝統が泣きますよ。それにしてもボチェッリのオペラ歌いたい病は、直る気配もありません。何をするのも自由ですが、演奏会形式でやるくらいの謙虚さは必要じゃないですか。興味のある方は、右のリハーサルの動画をどうぞ.....ぜんぜん面白くない.....ね。一応ダブルキャストでロメオは、ボチェッリとホセ・ブロス....見た目はどっちもどっちですけど....ボチェッリのファンは、オペラは歌って欲しくないのではと思いますけど....日本人にもボチェッリの追っかけがいるようですけど、どうなんでしょうね。今更言うまでもないですが、私の一押しのロメオはこちらです。(キャスト詳細)

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