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パヴァロッティ退院 [パヴァロッティ]

パヴァロッティ引退!ではなくて、退院です。さよならツァーに意欲をみせているようです。
エルナーニ*歌劇最近、膵臓腫瘍が発見され手術をしたことは、オペラファンのみなさんはご存じだとおもいますが、新聞に退院したパヴァロッティの電話インタビューが掲載されたようですので、一部をかいつまんでご紹介します。7月24日付けの新聞で、退院して数時間後の電話インタビューのようですから、退院したのは23日でしょうか。

ニューヨークのセントラルパークに面したパヴァロッティの自宅マンションに電話インタビュー。2週間前に膵臓腫瘍と診断され、手術をして、数時間前に自宅に戻ったばかりであるが、電話口の声は、いつもの豊かな響きの声だったのに驚かされた。もうすぐ71歳(来る10月12日)であるが、癌の摘出という受難を切り抜け、彼の声帯は、良い状態に保たれていることは確かなようだ。
最初の質問は、当然「お元気ですか?」です。
《とても元気ですよ。退院してウチにいるが、とてもいい気分だね》
化学療法のためにドイツにいきますか?
《なんで、ドイツなの、イタリアに帰るよ》
いつですか?
《早くて10日、遅くとも15日のうちには帰りたいが、医師たちが決めるだろう。》
モデナそれともペザロですか?
《まだわからないが、多分ペザロかな。イタリアはすごく暑いそうだけど》
想像する以上に暑いですよ。奥さんのニコレッタと娘さんのアリーチェは今どこですか?
《イタリアにいるよ。私が帰る前に彼女達がこっちに会いに来るかもしれないが、まだなにも計画を立ててないよ。》
それで、歌うことに戻りますか? 世界中を回る計画の《さよならコンサート》40公演の残りはどうしますか?
《私は、歌うことに戻って、ツアーを終わらせたい。いつ復帰するか正確な日を示すことはできないけどね。なぜなら医師達に意見をきかなければならない。しかし、私としては、来年にそれを再開したいと考えている。》


ルチアーノ・パヴァロッティ:
・1935.10.12生
・1961年4月25歳、《ボエーム》でデビュー、チャンスがなかなかこなくて意外に遅いオペラデビューだった。
・2004年3月NYメトで、オペラ最後の公演《トスカ》に出演、68歳でオペラの舞台から引退表明。
・ヨーロッパ、アジア、中東、南米、中央アメリカ、USA、カナダの都市を巡る《さよならコンサート》ツァー、40公演を企画。同年4月に日本で《さよならコンサート》を開催。
・2006年7月膵臓腫瘍の摘出手術、《さよならコンサート》ツァー中断となる。
R.ライモンディとの共演:
パヴァロッティとライモンディは、1958年、21歳と16歳の時にカンポガッリアーニの教室で出会っている。
■1968年《清教徒》カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場 CD
■1969年《ロンバルディ》ローマ歌劇場 CD
■1970年《ランメルモールのルチア》NYメト
■1971年《リゴレット》NHKイタリア歌劇団、東京文化会館
■1972年《リゴレット》NYメト
■1980年《ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス》録音 CD
■1980年《ヴェルディ:レクイエム》サン・ステファノ教会、パルマのドゥオー
 ビデオクリップ(サン・ステファノでのリハーサル)
■1983年《エルナーニ》NYメト 写真左上)DVD
パヴァロッティ関連記事:
2006-02-14記事《天声人語》:パヴァロッティ
2006-02-11記事デタァーー!パヴァちゃん&マジエラさん《冬季オリンピック開幕式》
2005-11-08記事ミラノで最初の勉強(2)カンポガッリアーニ先生
2005-08-21記事RRのエピソード:声楽授業(11)レオーネ・マジエラ


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コメント 10

きのけん

>引退ではなく退院

 あはは!、こういうのってよくあるんだよね。どっちだって「リタイア」だから(笑)…。ついこないだ orfeoさんのとこに出した《Uカルメン》でも監督が王立シェイクスピア劇場の総監督だったなんてあるから、へーなんて思ったら、ただの演出家で、知らない奴が "director"を "metteur en scene" じゃなくて "directeur" なんて直訳しちゃうからおかしなことになる(笑)。

>電話口の声は、いつもの豊かな響きの声

 別に驚くことはないんで、歌手の声はいつもそう。電話で聞くと、やたら響くんだよね。一度所用でナタリー・シュトゥッツマンに電話を掛けたら、響き豊かなバリトンの男の声が出たんで、ありっ、彼女の旦那って歌手だっけ?…なんて、"Bonjour, Monsieur !" ってやっちゃったら、それがご本人だったんだ(笑)。
きのけん
by きのけん (2006-07-27 17:45) 

keyaki

いやぁ、きのけんさん、自分でどうしても「引退」に見えちゃうんですよ。
70歳過ぎて、地方巡業のようなこと本当に本人が望んでいるのかしら。昔のインタビューで、将来は,一族全員で、モデナの大邸宅に住むんだ、、なんて言っていたのに、年とってからのできちゃった離婚って、彼の人生にとっては、想定外の出来事でしょ、なんかお気の毒だわ。

あちらでは、頭のいい魅力的な大人の女は、低い声が相場だそうですね。ですから、日本人女性の1オクターブ上げたような高い声は、アホとおもわれるそうですね。
by keyaki (2006-07-27 21:33) 

Orfeo

電話での話し声がとても素敵だと評判のOrfeoです(爆)。
昨夜から何度目のトライかな、このコメント投稿・・・。

パヴァちゃん、手術が無事済んで、よかったですね。
でも、《さよならコンサート》は全部消化できるのでしょうか?
というか、いったいいつまで《さよならコンサート》は続くのでしょうか?
なんだか、痛々しいんだけどなあ・・・。
by Orfeo (2006-07-28 21:53) 

keyaki

Orfeoさん、何度もトライして下さってありがとうございます。

パヴァロッティは、どうやら膵臓腫瘍摘出手術の前に、背中?腰?の手術をしていて、6月に予定していた、カルガリー、バンクーバー、モントリオール、トロント、ワシントンのコンサートを延期?していたようです。術後の回復もかんばしくなかったようで、その過程で、腫瘍がみつかったということなんでしょうか。
パヴァロッティのHPは、今の元秘書の奥さんと結婚する前は、とてもわかりやすいHPで、公演記録等利用させてもらっていましたが、今のHPは、凝り過ぎで内容がまったくダメなんですけど、これで見ると24くらいは終わっているのかなぁ???
もしかしたら本当は70歳までに、つまり昨年の10 月12日で終わるはずだったのに、体調が悪くて、思い通りにいかなかったのではないでしょうか。
いくら歌っている時が幸せ、といっても、ここまで自分の身体にむち打ってやるっていうのは、本当に痛々しいですよ。
興行主に前金でもらっちゃったのかしら、なんて下司の勘ぐりをしたくなりますよ。
大きなお世話でしょけど、もう"Farewell Tour"は中止して、モデナでゆっくり過ごして欲しいですね。
by keyaki (2006-07-28 23:50) 

euridice

>エルナーニ メト
オペラ見始めのころビデオを見ましたが、RRが特にかっこいいですよね^^! ミッチェルには度肝を抜かれましたが、慣れればなかなか可愛い。パヴァロッティも間抜けな主人公ぶりが似合ってました。
by euridice (2006-07-29 06:23) 

keyaki

>>エルナーニ メト
私もそうです。輸入ビデオだったんですよ。あの当時は、池袋のWAVEが健在で、オペラ関係が非常に充実していたので、ちょいちょい行っていて、このビデオを見つけました。
《エルナーニ》なんて全く知らないオペラでしたが、ライモンディがでているので、買いました。
ミッチェルの胸にはびっくり、お父さん蛙のように、破裂するのではないかと思いました。1幕の衣裳が緑色の胸の大きくあいたドレスだったんですよね。(笑
ミルンズもかっこいいし、後で、ミラノ・スカラ座のムーティ指揮(ドミンゴ、フレーニ、ギャウロフ)のを見ましたが、メトのが、絶対にオモシロいですよ。スカラ座のは、暗い話が、ますます暗くて、たいくつ。
こういう荒唐無稽なお話は、メトのように、出演者も華やかで、時代活劇ズンチャカチャッチャがピッタリ。パヴァロッティ扮するエルーナーニことアラゴンのドン・ジョヴァンニは、幸せの絶頂のときに、死の約束の角笛が鳴り、死んで行くのでした、チャンチャン。久々に見たくなりました。
by keyaki (2006-07-29 10:56) 

YUKI

ご無沙汰してました。(^^;)

パヴァロッティが「癌で入院して手術」・・・ってニュースは新聞で見ましたが、無事退院したのですねぇ?!(^_^)
本当に良かったです。
膵臓腫瘍って事は・・・腫瘍は良性の方だったのでしょうかねぇ?

しかし彼は今年71歳とは思えない位に元気で若々しいって雰囲気があります。(^o^)
by YUKI (2006-07-30 08:24) 

keyaki

YUKI さん
>しかし彼は今年71歳とは思えない位に元気で若々しいって雰囲気があります。(^o^)
声はそうかもしれませんが、自力で歩けないのが、ね。

腫瘍と書いてあったり、癌とかいてあったりでよくわかりませんね。
by keyaki (2006-07-30 23:04) 

みど

よかったぁぁ、、、無事退院したんですね。。。ほんとうれしい。。
膵臓って沈黙の臓器だから実は重大なことに。。。ってちょっと思ったんですが。。。
退院できるなら大丈夫そうですね。。
by みど (2006-07-31 01:12) 

keyaki

みど さん、
「さよならツァー」はともかく、元気でいてほしい、幸せな晩年を送ってほしいですね。
by keyaki (2006-07-31 08:34) 

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