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ワシントン・ナショナル・オペラ新演出《ルクレツィア・ボルジア》11月1日〜★2幕1場について☆MP3 [ルクレツィア・ボルジア]

注)2幕冒頭のシーン(テノールのアリア)は、追加されたもので、ないのが標準ということが分かりましたので、本文も訂正、追記しました。(10.19追記)

 前記事の続きです。ワシントン・ナショナル・オペラ(WNO)は、ちょっと前までは、「ワシントン・オペラ」と呼ばれていました。『旧ワシントンオペラは、国立オペラカンパニーとして、 2000年に議会の指定を受け』、 2004年にワシントン・ナショナル・オペラと改名したということです。ケネディーセンター内に劇場があり、プラシド・ドミンゴが1996年から芸術監督、2003年から総裁に就任、今のところ、任期は2010/2011シーズンまでだそうです。ドミンゴのお蔭で、アメリカの一地方歌劇場から、世界に知られる歌劇場になったということです。
 右の写真は、2007年開幕公演《ボエーム》にロドルフォ役で出演したヴィトリオ・グリゴーロのケネディーセンターでのサイン会の模様です。

さて、いよいよ最後の幕の音声ファイルですが、ここで今頃気づいたことが....2幕冒頭のワンシーンがあるのとないのがあります。
WNOのSynopsesでは、2幕が、「ジェンナーロは、ルクレツィアの忠告を無視して、ネグローニのパーティーに行く....」から始まってますので、2幕1場カット版だと思います
 カットされている場面は、ジェンナーロのシェーナとアリア、「私はここを発たなければ、ルクレツィアはそれを望んでいる...」と言って、アリア 「私はあなたを愛しています、天使を愛するように T'amo qual s'ama un angelo"」を歌う場面ですがありません。つまりテノールの聞かせどころのアリアがあるのとないのがあることになります。このアリアは、けっこう有名なようで、コンサートでも歌われたりしているようです。
 私が今までに聞いたり見たりしたのは、7種類(映像2種類)ですが、正規盤(カバリエ、クラウス)も含めて5種類が、カットこの場面がない版です。参考資料としてリンクしているリブレットもスコアもカットされていますこの場面はありません。ということは伝統的カットということでしょうか。
 私の手持ちの音源でこのアリアが聞けるのは、今年3月の演奏会形式(多分)のグルベローヴァのもので、ジェンナーロはホセ・ブロスですが、ここのアリアは、高音がかすれてひやひやものでした。こんなことならカットした歌わないほうがよかったのでは、と思いました。それから、シドニーオペラの映像、サザーランドの《ルクレツィア・ボルジア》では、オペラ歌手としては容姿は並以上のテノールが歌っていますが、なくていい...と思いました。要は、テノールが突っ立って歌うだけの場面なので、冗長になるのを避けるためにカットしてもない方がいいと思います。2002年ミラノ・スカラ座のデヴィーア、M.アルバレスのはカットされていますありません。
※この件について、「オペラ御殿」さんに質問したところ、丁寧な回答を頂きました。
2幕1場について「カット」と記載しましたが、これは間違いで、このシーンがないのが標準で、あるのが特別ということになります。「カット」という言葉はすべて訂正しました。"T'amo qual s'ama un angelo "は、ニコラ・イヴァノフのために追加したものだと言われていて、指揮者のボニングがモーガン・ライブラリーで発見したということです。(2008.10.19追記)

★第2幕:ジェンナーロの家の中庭
♪ジェンナーロとオルシーニの二重唱

オルシーニは、ネグローニ宮殿の宴会にジェンナーロを誘いに来る。フェッラーラにいては命が危ないと知っているジェンナーロは、この夜のうちにもヴェネツィアに向けて出発しようと決心していたが、親友オルシーニの懇願に負けて、一緒に出かけることにする。
★第2幕:ネグローニ館の宴
♪ジェンナーロ:母さん、私は生きてきたけれど "Madre, se ognor lontano ...."

この録音は、1840年改訂版で、ジェンナーロの死で幕となっている。フィナーレは初演版、改訂版、折衷版とあるそうです。
録音:1965年4月20日、カーネギーホール、ジョネル・ペルレア指揮、ニューヨーク・シティー管弦楽団、合唱
Lucrezia Borgia: Montserrat Caballé/Gennaro: Alain Vanzò/Don Alfonso: Kostas Paskalis/Maffio Orsini: Jane Berbiè

★解説、あら筋はいつも利用させて頂いているオペラ御殿でどうぞ。→LUCREZIA BORGIA(1830)
★参考:楽譜  Donizetti: Lucrezia Borgia -リブレット

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